植物から作る生薬

生薬とは天然に存在する物質から、乾燥させたり煮詰めたりして作る薬のことで、材料としては植物、動物、鉱物などがあります。薬事法では医薬品の扱いのものと食品の扱いのものがあります。基本的には飲み薬塗り(貼り)薬で、漢方医学あるいは民間療法で使用されています。植物をいろいろと利用した日本人の文化の紹介であって、薬の紹介ではありません。生薬名の順に並べました。
各植物の説明の中で、該当する部位に「
★薬効★」の印をつけ、効能生薬名を紹介しています。生薬名が無くても古くから薬草として民間で用いられてきた植物もあります。そういった薬草についてもこの表にはありませんが、各植物の説明の中で薬効を紹介しています。
(白地には草本)

「赤芽柏」
カメガシワ
アカメガシワ
「鳥梅」
バイ
ウメ
「営実」
イジツ
ノイバラ
「延命皮」
ンメイヒ
ムクロジ
「王瓜根」
ウガコン
カラスウリ
「黄精」
ウセイ
ナルコユリ
「黄柏」
ウバク
キハダ
「艾葉」
イヨウ
ヨモギ
「牛ダイ子」
ュウダイシ
アキグミ
「金銀花」
ンギンカ
スイカズラ
「瞿麦」
バク
カワラナデシコ
「苦棟皮」
レンピ
センダン
「薊」

ノアザミ
「現証拠」
ンノショウコ
ゲンノショウコ
「胡桃仁」
トウニン
オニグルミ
「梧桐子」
トウシ
アオギリ
「細辛」
イシン
ウスバサイシン
「山帰来」
ンキライ
サルトリイバラ
「山梔子」
ンシシ
クチナシ
「山茱萸」
ンシュユ
サンシュユ
「山椒」
ンショウ
サンショウ
「柿蔕」
テイ
カキノキ
「沙参」
ャジン→
ツリガネニンジン
「十薬」
ュウヤク→
ドクダミ
「紫陽花」
ヨウカ
アジサイ
「松脂」
ョウシ
アカマツ
「小蘗」
ョウハク
メギ
「樟木」
ョウボク
クスノキ
「升麻」
ョウマ→
サラシナショウマ
「小連翹」
ョウレンギョウ
オトギリソウ
「辛夷」
ンイ
コブシ
「茜草」
イソウ
アカネ
「石榴皮」
キリュウヒ
ザクロ
「陳皮」
ンピ
ウンシュウミカン
「土細辛」
サイシン
カンアオイ
「南五味子」
ンゴミシ
サネカズラ
「忍冬」
ンドウ
スイカズラ
「敗醤」
イショウ
オトコエシ
「白果」
クカ
イチョウ
「八月札」
チガツサツ
ミツバアケビ
「枇杷葉」
ワヨウ
ビワ
「木痛」
クツウ
アケビ
「木天蓼」
クテンリョウ
マタタビ
「木防已」
クボウイ
アオツヅラフジ
「木瓜」
ッカ
ボケ
「野木瓜」
モッカ
ムベ
「羊乳」
ウニュウ
ツルニンジン
「連銭草」
ンセンソウ
カキドオシ
「六蹄草」
クテイソウ
イチヤクソウ
「和厚朴」
コウボク
ホオノキ