ムベ

学名 Stauntonia hexaphylla
別名 トキワアケビ、ウベ
郁子 分類 アケビ科ムベ属 (常緑蔓性)
昔、朝廷に献じたものを苞苴(オオムベ)と呼び、略されてムベとなった。 原産・分布 本州(関東南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部
神奈川県 丘陵地の林縁部で見られる。生垣などに植えられている。
用途 庭木(生垣)
日当りの良い山地に自生する。庭木としてフェンスに這わせ、目隠しに用いられる。
秋に暗紫色に熟すが、仲間のアケビのように裂開はしない。上品とされる。果肉は甘い。


横浜市
港北区
(植栽)
041031
ムベ実
葉は互生で、掌状複葉。小葉は楕円形または卵形で革質、縁は全縁。小葉は奇数枚で、若木は3枚、通常5あるいは7枚あり、七五三で縁起が良いとされる。
★薬効★鎮痛、強心、利尿(生薬名「野木瓜(やもっか)」茎、根を干したもの)。


横浜市
港北区
(植栽)
020702
ムベ葉
1つの株に、単生花を両方持つ雌雄同株。4〜5月に新葉の腋、あるいは芽鱗の腋から総状花序を出す。3〜6個の雄花と、やや大きめで少ない雌花が開く。裂開する白い部分は萼片、花弁は無い。雌花には3つの雌ずいがある。 雌花

横浜市
港北区
(植栽)
040420
ムベ雌花
雄花と雌花は似ていて区別しづらい。雌花には3つの雌ずい、雄花には1本の雄ずいがあるため、反対に見える。 雄花

横浜市
港北区
(植栽)
040420
ムベ雄花

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