ムクロジ |
学名 | Sapindus mukurossi |
別名 | ムク 木患子(中) |
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無患子 | 分類 | ムクロジ科ムクロジ属 (落葉高木) 有毒植物 |
本来、漢名の音読みだが、同科のモクゲンジの漢名「木欒子」と、本種の漢名「木患子」を取り違えた結果の和名。 | 原産・分布 | 本州(中部以西)、四国、九州、沖縄。アジア東南部、インド |
神奈川県 | 丘陵、低山に自生する。公園にも植採されている。 | |
用途 | 庭木、器具材 | |
日当りがよく湿りけの多い山中に生える。寺社あるいは屋敷林に植えることも多い。 | 樹 横浜市 旭区 川井緑地 080831 |
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樹皮は灰褐色で平滑。老木になると不規則に剥がれる。 | 幹 目黒区 自然教育園 0203 |
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羽状複葉の木の多くは、枝分かれが少なく、一年枝が太い。春先の新芽がかわいい。 | 新芽 神奈川県 自然保全センタ 040418 |
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葉は大きな偶数羽状複葉で、互生する。小葉は4〜8対あり、広披針形で革質。左右がややずれて対生する。縁は全縁で大きく波うつ。 | 葉 厚木市 自然保全センター 050515 |
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11月には実が黄色く熟す。果実は約2cmの球形で、中に黒い種子が1個ある。 冬に、ムクロジの木の下を歩くと、落ちた実がたくさん見つかる。果皮はサポニンを含み、砕いて水に晒すと泡立つ。かつては石鹸の代用とされたため井戸端などによく植えられた。 |
実 厚木市 自然保全センター 050515 |
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中の黒い種子は数珠や、羽根突きの玉に用いられた。 ★毒★果皮に配糖体ムクロジサポニンがある(胃腸障害、下痢)。 ★薬効★去痰(生薬名「延命皮」果皮を日干し乾燥させたもの)。現在は用いられない。 |
実・種子 目黒区 自然教育園 0203 |
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秋には黄葉する。鮮やかな黄色になる。 | 黄葉 横浜市 神奈川区 091130 |
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葉が大きいので葉痕も大きい。冬芽は小さい鱗芽。 | 冬芽・葉痕 東京都 調布市 神代植物園 140129 |