ミツバアケビ |
学名 | Akebia trifoliata |
別名 | ヤマヒメ(山姫:地方) | |
三葉木通 | 分類 | アケビ科アケビ属 (落葉つる性) |
仲間のアケビが5出複葉なのに対し、3出複葉のため。アケビは開け実がなまったとも。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州。中国。 |
神奈川県 | 全域に分布する。丘陵地や山地の林縁部に普通に見られる。 | |
用途 | 庭木、籠などの細工 | |
山野に普通に生える。つるは右巻きで、他の木に巻きつく。 | 蔓 丹沢 七沢 080412 |
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太いつるは細かい縦縞があり灰褐色で、茶色で円形の皮目が多い。 | 幹 三浦市 小網代の森 150330 |
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葉は互生する。長い葉柄があり、3出複葉。小葉は卵形あるいは広卵形で、縁には波状の大きな鋸歯がある。 | 葉 丹沢 塩水沢 040802 |
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展葉と同時に、濃暗紫色の花を、短枝の先に下垂させる。雌雄同株で雌雄異花。1つの花序に雄花と雌花をつける。写真下が雄花、上が雌花。雄花は多数、雌花は通常は1〜3個つく。 送粉 虫媒 花言葉「才能、唯一の恋」 ただしアケビと同じ。 |
花 丹沢 七沢 080413 |
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果実は液果。長楕円形で、10月には果皮が紫色に熟し、縦に裂ける。中には内果皮が変化した果肉に包まれた種子がある。 肉厚の中果皮の部分も天ぷらなど料理することで可食。果肉はそのままで甘く食べられる。サルやクマ、あるいは小鳥が食べ、種子を運ぶ。 |
実 丹沢 水の木 040918 |
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種子は5mm前後で黒褐色。形はいろいろあり不定形。種皮は爪などで潰れるのでそれほど硬くない。典型的な被食散布種子。 | 種子 上野原市 秋山 171003 |
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冬芽は卵形で褐色。 一年枝は暗褐色で皮目が多い。 |
冬芽 丹沢 水の木 060319 |
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暖冬の影響か花芽が膨らみ始めた。 | 花芽 上野原市 秋山 210309 |
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新葉は赤味を帯びる。柔らかい葉や蔓の先は食べることができる。 | 新葉 丹沢 七沢 080413 |