メギ |
学名 | Berberis thunbergii |
別名 | コトリトマラズ、コトリスワラズ、ヨロイドオシ |
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目木 | 分類 | メギ科メギ属 (落葉低木) |
茎を煎じて、洗眼薬にしたことからついた名。別名は鋭い刺が枝に多いため。 | 原産・分布 | 本州(関東以西)、四国、九州 |
神奈川県 | 全域に分布し、丘陵地の雑木林内、山地の風衝地に多い。 | |
用途 | 庭木、公園樹 | |
山地や丘陵地に生える。茎はよく分岐し、高さは2mくらいになる。 | 樹 丹沢 犬越峠 070505 |
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樹皮には不規則な縦縞があり、太くなっても棘がある。若枝は、褐色で陵がある。枝の節や、葉の付け根に1cmくらいの棘がある。 ★薬効★洗眼、健胃・整腸。生薬名「小蘗(しょうはく)」。枝や根を日干し乾燥させたもの。主な成分はキハダなどと同じアルカロイドのベルベリンで、煎液は黄色で苦い。 |
幹 丹沢 犬越峠 070505 |
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葉は、新しくのびた長枝には互生、前年枝の途中から出た短枝には束生する。葉身は倒卵形〜狭倒卵形で、先端は鈍頭、基部は細くなって短い葉柄に連続する。縁は全縁。若葉のころ、縁が赤味を帯びることがある。 | 葉 丹沢 犬越峠 070505 |
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4〜5月に、短枝から小型の総状花序出し、淡黄色の花を2〜4個付ける。花弁、萼片ともに6枚。 | 花・棘 丹沢 犬越峠 070505 |
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果実は楕円形の液果で、赤く熟す。美味しそうに見えるが、赤い実の通例で鳥にはあまり好まれない。あるいは別名の通り、小鳥が止まれないのかもしれない。冬に綺麗な実が楽しめる。 ★食★ツグミ、ヒヨドリ |
実 丹沢 桧岳 081122 |
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一年枝には縦に溝(綾)がある。各節には1cmほどの刺がある。 冬芽は鱗芽で小さく赤褐色。 |
冬芽・刺 丹沢 塔ノ岳 050215 |
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短枝の先の冬芽から一斉に芽吹いたところ。他の多くの芽吹きと同じように、少し赤味を帯びて早春の日に輝く。 | 芽吹き 山梨県 上野原市 秋山 110331 |
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樹皮にかじられた痕があり、歯痕もはっきりと残っていた。なるべく太い幹を選び、それでも2cm弱の太さ程度だが複数箇所かじっていた。刺のある藪状の中なので大きな動物(シカなど)ではなさそうだが。体調をこわし薬として摂食したのだろうか? | 幹食痕 丹沢 袖平山 090330 |