自然公園指導員日誌(2005年4月17日)

 

2004年度は報告書をそのまま掲載しました。今年は、できるだけ写真中心の記録にしてみます。花の写真をクリックすると、樹木の写真図鑑にリンクします。

 

4月17日(日) 宮が瀬湖〜高取山〜仏果山〜土山峠
家を8時過ぎに出て、宮が瀬湖の湖畔の駐車場に10時についた。仏果山には、10年以上前、宮が瀬ダムの建設中に登って以来だ。
駐車場の近くの、登り口(東沢橋)から登り始める。ちょうど、山菜のシーズンである。登山道から外れ、薮の中で熱心に何かしている人がいる。ここは県立の自然公園であり、本来なら何か会話を持たなければいけないのだろうが、待っているのも面倒なので、山道を先に行く。

春の山肌


  クロモジの花                ウグイスカグラの花
  
尾根筋の宮が瀬越えからは、一旦高取山に寄り道をする。ヤマザクラが満開だった。
 
仏果山からは、宮が瀬湖が見える。その宮が瀬湖の向こうに、焼山や黍殻山などの裏丹沢の峰が連なる。

山頂からの眺望









    山頂のイタヤカエデの蕾
 
山頂を過ぎ、「関東ふれあいの道」を半原越えに向かう。しばらく行くと、右手、宮が瀬湖側に小さな池が見えてくる。採石場である。山肌が階段状に、無残にえぐられている。登山道から見ると、よく分かるが、湖畔の県道からは、何も見えない。よく言えば景観に配慮した、悪く言えばそっと隠れて工事をしている。
この採石場を見てしまうと、山菜取りが良いの悪いのなど、どうでもよく思えてしまう。県立自然公園とは言え、私有地ではいたしかたないのか。

 イヌブナ雄花・雌花            ウリハダカエデ花
  
のんびり歩きすぎて、経ヶ岳を回る時間が無くなってしまった。途中から土山峠への下りを下山する。湖畔の道沿いは、相変わらず山菜取りがたくさんいた。何はともあれ、この季節は花の丹沢である。
 イタヤカエデ花                  ミツバツツジ花                   ミヤマシキミ花
  

 

 

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