イボタノキ

学名 Ligustrum obtusifolium
別名
水蠟木 分類 モクセイ科イボタノキ属 (落葉低木)
樹皮にイボタロウムシがつき、イボタロウが取れるのでついた名。イボタロウムシがつくと、白い分泌物の中に、黒い粒々があり、イボに見えるため、「イボ肌」からとか。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国
神奈川県 箱根、丹沢のブナ帯を除き、山地、丘陵、野原の全域に分布する。
用途 庭木、生垣、器具材
枝は灰白色~灰褐色で、よく分枝して高さは2~4mになる。
★樹液★イボタロウムシ


港区
自然教育園
0203
イボタノキ樹
葉は対生し、葉身は長楕円形。先は鈍頭だが、わずかに凹み微突起がある。縁は全縁。
★食★イボタガ、シモフリスズメ、テントウノミハムシ、ウラゴマダラシジミ
若葉

横浜市
港北区
060515
イボタノキ葉
雌雄同株、両性花。
5~6月に、本年枝の先に、総状花序を付け、白い小さな花を多数付ける。花冠は筒状漏斗型で、先が4裂する。
花言葉「禁制、良い友を持つ」


横浜市
港北区
060522
イボタノキ花
果実は、約6~7mmの楕円形で、11~12月に熟して黒紫色になる。
★食★アカハラオナガ、キジ、シジュウカラツグミヒヨドリメジロヤマドリ
若実

横浜市
港北区
070721
イボタノキ実
写真では見えないが、若い枝には、細かい短毛がある。 冬芽

港区
自然教育園
060302
イボタノキ冬芽
小さな葉が揃って上を向いて芽吹くのでリズミカルに見える。 芽吹き

上野原市
秋山
200408
イボタノキ芽吹き

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