シジュウカラ
分類 | スズメ目シジュウカラ科 |
名前(漢字、学名) | 四十雀、Parus major |
日本での分布 | 留鳥。全国の低地から山地に生息する。 |
神奈川県 | 全域西部の山地は尾根筋から、東部の市街地の公園まで広く生息する。 |
生育環境 | 樹木が多ければ市街地の公園から山地まで。冬期には河原などのアシ原にも入る。 |
食性 | 雑食。昆虫類、クモ類。木の実。草の種子。 |
繁殖形態 | つがいで縄張りをもち、樹洞や巣箱、ブロック塀の隙間などに苔類で巣を作る。 |
観察される習性 | 人をあまり恐れない。枝を移りながら餌を探したり、冬期には地上で草の種子を探す。 非繁殖期には群れを作って生活する。群れには他の小鳥も混ざる。 |
鳴き声 | さえづり:「ツツピー・ツツピー」、「ツピー、ツピー」、「ツッピン・ツッピン」などいろいろ。 |
地鳴き:「チッ・チッ・チッ」 警戒音:「ジージージー」 |
群れていること、人をあまり警戒しないこと、都会の公園にもいること、
などから写真に撮りやすい鳥の1番である。
茅ヶ崎里山公園 090215
胸の白地に黒のストライプと喉の黒地が特徴。
仲間のコガラ、ヒガラとは鳴き声、およびこの胸の模様で識別する。
横浜市篠原園地 101220
地上で餌を探す姿もよく目にする。
背中の黄緑色の羽の色が、光の加減で鮮やかに見えるのできれい。
茅ヶ崎里山公園 090215
子育て中はさすがに警戒心が強い。ブロックの穴の中に餌を運ぶ親鳥
横浜市篠原園地 070513
上の親鳥。ブロックの上には猫もいて緊張している?
こんなところで子育てを初めてしまい、失敗したと思っているのかもしれない。
横浜市篠原園地 070513
春に使われた巣箱の中に卵が残っていた。二つは孵らなかったようだ。
卵は直径13〜15mmで表面に淡い褐色の模様がある。
千葉市小倉の森 140718