テントウノミハムシ | 学名 | Argopistes biplagiatus |
分類 | ○目 | |
加害樹 | ヒイラギ、キンモクセイ、ヤチダモ、イボタノキ | |
成虫で落葉下などで越冬する。5月頃より現れて食害を始める。6月頃に、葉裏に産卵する。幼虫は葉肉内に潜って食害する。7月には地上に下り、土中で蛹化する。 | 加害外見 | 幼虫は葉肉内にもぐって食害するので、不規則な食痕を残す。食痕はその後、茶〜黒色に変色して見苦しい。 |
加害程度 | 大発生はないが、新葉が点々と茶色く縮れるので見苦しい。 | |
加害時期 | 1回/年(5月〜6月) | |
防除方法 | 被害がひどくなりそうな場合は、スミチオン、ダイアジノン、カルホスなどを散布。その場合も、幼虫の早期発見が重要。食い荒された後で、薬剤散布しても意味がない。 | |
人への害 | 特になし。 | |
新葉が、ことごとくこのように茶色く縮れてしまうので見苦しい。樹木としても、新しい葉にダメージを受けるので、再度の展葉が強いられる場合がある。 写真のように、見苦しくなった時点での、薬剤散布は意味がない(もう幼虫はいない)ので、成虫の発生タイミングを狙うか、翌年の幼虫発生時を狙う。 |
キンモクセイ被害葉 横浜市 060617 |
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幼虫は黄色く、平たい蛆虫状。葉裏の表皮の下に入り込み、葉肉を食害する。 | 幼虫 横浜市 060617 |
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成虫も葉肉を食害する。 一見、小さなてんとう虫に見える。触ると、跳躍して逃げるらしい。この虫は飛ばなかった。 |
成虫 横浜市 060707 |