アカシデ |
学名 | Carpinus laxiflora |
別名 | シデノキ、ソロ、ソロノキ、コソネ | |
赤四手 | 分類 | カバノキ科クマシデ属 (落葉高木) |
冬芽や花芽が、赤みを帯びているための名。四手(シデ)はイヌシデを参照。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
神奈川県 | 山地〜丘陵地に広く分布する。 | |
用途 | 庭木、公園樹、器具・家具材、床柱 | |
山野に普通に生える。イヌシデ、クマシデと比べると、小型の高木で、庭木にも利用される。 | 樹 渋谷区 代々木公園 080505 |
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樹皮、枝、葉柄、冬芽などが赤味を帯びる。 | 枝 東京都 立川市 昭和公園 050306 |
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樹皮は滑らかで、暗灰白色〜暗灰褐色。老木になると筋状のくぼみができる。 | 幹 港区 自然教育園 0203 |
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雌雄同株、雌雄異花。新葉の展開と同時に花芽も開く。 雄花序は、前年枝の葉腋から垂れ下がる。初めは赤みを帯びているが、のちに黄褐色。雌花序は、枝の先端の芽から出て垂れ下がる。 |
雌花(上) 雄花(下) 厚木市 自然保全センター 080413 |
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葉は互生し、葉身は卵形または卵状楕円形。縁は細かい重鋸歯がある。一年枝と葉柄が赤い。 | 葉 藤沢市 六会 050513 |
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果穂は長さ5〜6cm。葉に似た果苞がややまばらに付く。 | 若実 藤沢市 六会 050513 |
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羽の役割の果苞の基部に堅果が半ば包まれていて、果穂から離れるとクルクル回りながらゆっくり落ちてくる。 | 果実、種子 丹沢 神の川 080925 |
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カバノキ科の樹はハンノキやダケカンバなど秋に緑のまま落葉し色づかない樹が多い。クマシデ属のアカシデ、クマシデは例外で、特にアカシデは黄色〜橙色に色づききれい。幼木は朱色になることもある。 | 紅葉 上野原市 秋山 151105 |
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一年枝は細く無毛。赤褐色で白い皮目が目立つ。冬芽の芽鱗は4列に付き、断面は4角形になる。 写真の頂芽の、大きい方が花芽かもしれない。 |
冬芽 横浜市 鶴見区 050210 |
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実験室で実生を栽培した写真。双葉はすでになく、成木とほぼ同じ本葉がついている。 | 芽生え 藤沢市 六会 060318 |
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山道に点々と落ちていた落とし文。葉巻型だが、広げてみると複数枚の葉をまとめて巻いている。一番内側の葉の巻き始めの位置に卵が一つ入っていた。 「オトシブミハンドブック」で調べると、ドロハマキチョッキリかと思われる。 |
揺籃 相模原市 緑区 石砂山 180422 |