ツタウルシ |
学名 | Rhus ambigua |
別名 | ウルシヅタ | |
蔦漆 | 分類 | ウルシ科ウルシ属 (落葉つる性) 有毒植物 |
ツタに似たウルシの意。ウルシについてはヤマウルシを参照。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、台湾、中国、樺太、南千島 |
神奈川県 | 全域の、山地〜丘陵に分布するが、多くはない。 | |
用途 | 特になし | |
気根により、他の樹木にはい上がる。 体質によりかぶれる。ウルシ科の中では、毒性が強いので注意が必要。 |
樹 丹沢 三ケ瀬川 080706 |
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若い茎。茶褐色の気根を出して、宿主にしがみついている。 | 茎 丹沢 神の川 060730 |
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葉は互生で、葉身は3出複葉。幼いときには鋸歯があるが、後に全縁となる。 | 葉 丹沢 神の川 060730 |
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雌雄異株。 本年枝の葉腋に円錐花序をつける。花弁は5つで反り返る。雄しべは5つ。 |
雄花 北海道 音江岳 190630 |
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ツタウルシの核果は、直径5mmほどの偏球形で、縦にしわがある。 | 実 秋田県 鳥海山 060830 |
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ツタウルシは、秋には早くから、綺麗に紅葉する。 | 紅葉 群馬県 みなかみ町 赤谷 051002 |
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若い個体の葉には大きな鋸歯があり成葉と印象が異なる。単葉のナツヅタとも似るので注意が必要。 | 若い葉 群馬県 みなかみ町 赤谷 080802 |