サンゴジュ

学名 Viburnum awabuki
別名
珊瑚樹(中)
珊瑚樹 分類 スイカズラ科ガマズミ属 (常緑小高木)
実が珊瑚のようだから、と言うのが定説。本当に珊瑚のように見えるとは思えないが。 原産・分布 本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、台湾
神奈川県 植採が多いため、逸出か自生か区別が定かでない。
用途 庭木、公園・街路・防火樹、器具材
沿海地の山地に自生する。植採も多い。大きいものは10m以上になる。実が赤くなるころは綺麗だが、サンゴジュハムシによる食害が多く、夏を過ぎると、葉がほとんど食い荒らされていることが多い。写真のように、葉も綺麗なのは稀。

横浜市
港北区
(植栽)
040830
樹皮は、灰黒色あるいは灰褐色となり、皮目が多い。
材は生でも柔らかい。


横浜市
三つ池公園
040329
葉は対生し、葉身は長楕円形、縁は全縁、あるいは上部にまばらな鋸歯がある。質は厚く、表面は光沢がある。若葉は褐色で、後に濃緑色になる。 新葉

横浜市
港北区
(植栽)
030407
6月に、枝の先に円錐花序をつけ、白い花を多数つける。 花芽

横浜市
根岸森林公園
040507
果実は核果で、初めは紅色、後に秋には藍黒色に熟す。

横浜市
根岸森林公園
040912
種子(核)は偏平な楕円形で1筋の溝がある。 種子

横浜市
港北区
篠原園地
070808
冬芽

東京都
海の森公園
170211

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