ヤブジラミ |
学名 | Torilis japonica |
別名 | ||
薮虱 | 分類 | セリ科ヤブジラミ属 (越年草) |
果実が衣服につく様子がシラミのようで、薮に多く生えるための名。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国、台湾、インド。 |
神奈川県 | 全域に分布する。草地、道端、薮などに普通に生える。 | |
花の時期 | 5月〜7月 |
明るい野原や道端に普通に生える。
葉は互生し、2〜3回羽状複葉になる。小葉はさらに細かい切れ込みがある。
神奈川県二宮町 110424
茎は直立し、上部で分枝、茎頂に小型の複散形花序をつける。
一つの花序に4〜10個の小さな白い花をつける。花弁は5枚。
神奈川県二宮町 100426
果実は卵状長楕円形で、2室からなる分離果。
果皮にはカギ状の硬い毛が密についていて、動物の毛や衣服に付くことで運ばれる。
セリ科の果実はそれぞれが独特の形状になるので見分ける助けになる。
神奈川県二宮町 150524
服に付いた果実。なかなか取れない。
いわゆるひっつき虫。
神奈川県二宮町 150524