ノブキ |
学名 | Adenocaulon himalaicum |
別名 | ||
野蕗 | 分類 | キク科ノブキ属 (多年草) |
フキに比べ役に立たないので野がついたのか?。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国、ヒマラヤ。 |
神奈川県 | 丘陵地〜山地に分布。県西部に多い。 | |
花の時期 | 8月〜10月 |
山地の林縁や林道脇、明るい林床に生える。写真のように群生することも多い。
葉はフキに似るが、先が尖り三角状なので見分けがつく。
小仏山地景信山 121027
葉は対生し茎の基部にまとまってつく。フキやツワブキのような根生ではない。葉柄には翼があり、葉裏は白い綿毛が密生する。
上野原市秋山 140929
茎が立ち上がり円錐花序に頭花をつける。
頭花にはたくさんの小花がつくが、周囲に雌花を、内側に両性花をつける。両性花は不念。
花言葉 「執着、長すぎた春」
小仏山地景信山 121027
周辺部の刮ハが大きくなりはじめた。
小仏山地景信山 121027
内側の両性花が全て落ちてしまうと放射状に刮ハの並んだ独特の形状になる。
小仏山地景信山 121027
刮ハは無毛の棍棒状で、先の方に柄のある腺体が多数ありねばつく。
上野原市秋山 140929