マルバダケブキ

学名 Ligularia dentata
別名
丸葉岳蕗 分類 キク科メタカラコウ属 (多年草)
深山に生え、葉が丸くフキに似ているためについた名。 原産・分布 本州、四国。中国。
神奈川県 丹沢、箱根、小仏山地のブナ帯に分布。草地や明るい林内に生える。
花の時期 7月〜8月


深山の湿りけのある草地、林縁、明るい林内に生える。
シカが嫌う植物とされ、丹沢では山頂付近で群生していることが多い。
丹沢丹沢山 050515


山頂付近の夏の群生。
渡りの途中のアサギマダラや、ミヤマカラスアゲハが花に群れていた。
丹沢檜洞丸 090817


春先の根生葉。長い柄のある根生葉は腎円形で径が30cmほどになる。
丹沢檜洞丸 090503


初夏に基部から茎を伸ばし、茎頂で分枝して散房状に大きな頭花を複数個つける。茎の途中に小さな茎葉が2つつく。茎は高さ50〜120cmになる。
丹沢丹沢山 040802


蕾が大きく目立つ。
頭花は集合花であり、蕾を包む総苞は縮れた毛を密生し紫色を帯びる。
丹沢大室山 160710


花茎には細かい毛が密にある。
花は筒状花と舌状花からなり、舌状花は10個前後。
丹沢檜洞丸 090817

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