クサボタン

学名 Clematis stans
別名
草牡丹 分類 キンポウゲ科センニンソウ属 (多年草)
葉がボタンのそれに似ているため。学名はクレマティス(鉄仙)を示すが、園芸用語では花の大きな品種の総称になる。 原産・分布 本州
神奈川県 丹沢、箱根、小仏山地とその周辺に普通に見られる。
花の時期 8月〜9月


センニンソウ属はつる性が多いが、クサボタンの茎は直立し、高さ1m程になる。
上野原市秋山 110917


葉は対生し3出複葉。小葉には大きな粗い鋸歯がある。
丹沢塩水川 050917


茎の先あるいは葉腋に集散花序をつける。
雌雄異株で写真は雌花。
花言葉 「思慕、感謝」
丹沢塩水川 050917


花は淡紫色で花弁はなく、萼片が4裂して釣鐘形になる。写真は雄花。花や花柄には細毛が密生する。
上野原市秋山 110917


果実は痩果で果柄の先に多数つく。絹毛があり熟すと風に飛ぶ。
上野原市秋山 120927


痩果。長い絹毛が尻尾のようにつく。
上野原市秋山 121124


茎の基部は木質化し冬芽が冬を越す。春の新芽。
上野原市秋山 150405

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