野草図鑑(ヒメジョオン)

ヒメジョオン	学名	Erigeron annuus
ヒメジョオン	別名	アメリカグサ、ヤナギバヒメギク、センソウグサ、サイゴウグサ
姫女苑	分類	キク科アズマギク属 (一年草)
明治の渡来時には、柳葉姫菊と命名されていた。その後、牧野の命名したハルジオンに似て花がやや小さいためヒメ～になり、在来のヒメシオンとの区別で女苑があてられた?。	原産・分布	北アメリカ原産(明治初年のころに渡来)
	神奈川県	全域に広く帰化。畑、道端、土手などどこにでも生える。
	花の時期	6月～10月

空き地での群生。全面を覆って生えている。
ハルジオンの花といつのまにか入れ代わる。6月以降はヒメジョオン。
ハルジオンと異なり花の色は全て白。
横浜市港北区 120610

花はハルジオンより小型。咲き方もどこか直線的でシンプルに見える。舌状花はほとんど白色で、これもシンプル。蕾も柄は直上していてハルジオンと異なる。
花言葉 「素朴で清楚」
横浜市港北区篠原園地 100607

別名に柳葉とあるように葉の形状は披針形。中～上部の葉は柄が無く茎につく。茎を抱かない点がハルジオンと異なる。
茎には荒い毛がある。
横浜市港北区 120610

ハルジオンとの確実な相違点は茎が空洞でない点。
横浜市港北区 120610

ロゼットもハルジオンに似る。
越年草であり、咲く時期も遅いので春先はまだ小さい。
また根生葉の形は、しゃもじのように柄の部分が細くなる。
上野原市秋山 140426