ウリカエデ |
学名 | Acer crataegifolium |
別名 | メウリカエデ、メウリノキ | |
瓜楓 | 分類 | カエデ科カエデ属 (落葉小高木) |
樹皮の色、模様がウリに似ているから、と思われるが、類似の木にウリハダカエデがあり、呼び分けの経緯は不明。 | 原産・分布 | 本州(福島県以南)、四国、九州 |
神奈川県 | 丹沢、箱根、小仏山地に普通に見れる。大磯丘陵、多摩丘陵などでもわずかに分布する。 | |
用途 | 庭木、器具材 | |
低山に普通に生える。樹皮は帯緑灰褐色。写真のように、ウリハダカエデにも似るが、樹高は5m前後までが多く、大きくはならない。 | 幹 群馬県 みなかみ町 赤谷 050505 |
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葉は対生し、浅く3裂するか、ほとんど裂けない。カエデの仲間では、最も葉が小さい。縁には鈍鋸歯がある。 | 葉 群馬県 みなかみ町 赤谷 050505 |
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4〜5月に、枝先の若い2枚の葉の間から穂状花序を出し、淡黄色の花を咲かす。雌雄異株。 花弁、萼片は各5枚。雄花の雄しべは8個で約2mm。 |
雄花 丹沢 仏果山 050417 |
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雌花の雄しべは小さい。偏平で翼のような形の子房と、2裂した雌蕊が見える。 | 雌花 道志山地 石砂山 120424 |
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翼果は、ほぼ水平に開き、赤みを帯びてよく目立つ。 | 実 丹沢 水の木 050619 |
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ウリカエデは黄色く色づく。幹のよく似たウリハダカエデは紅葉する。 | 黄葉 丹沢 鍋割山 041024 |
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1年枝は、緑色〜暗紅紫色で無毛。冬芽は小さく、芽燐は1対。 コミネカエデの冬芽とよく似る。 |
冬芽 群馬県 みなかみ町 赤谷 041024 |