ウラジロナナカマド

学名 Sorbus matsumurana
別名  
裏白七竈 分類 バラ科ナナカマド属 (落葉低木)
葉の裏が、白みを帯びたナナカマド 原産・分布 北海道、本州(中部地方以北)
神奈川県 自生は無い
用途 (特に無し。庭木としては美しいが、低地で育つか)
亜高山、高山帯の林縁や沢沿いに生え、よく分枝して高さ1〜2mのこん盛りした茂みになる。
果序が熟しても、下を向かないので、株の形が美しい。10月になると美しく紅葉する。
初秋の樹

木曽駒
千畳敷
050829
幹は暗灰色〜黒紫色でわずかに艶がある。長楕円形の皮目が目立つ。枝、幹ともに無毛。

北海道
旭岳
180630
葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は4〜6対あり、中央部のものが最も大きくなる。
小葉は、長楕円形で無柄、先は鈍頭まれに円頭(ナナカマドは鋭尖頭)、基部はゆがんだ円形。上半分に鋸歯があり、両面とも無毛。


静岡県
大井川東俣
040811
花は、6〜8月に枝の先に複散房状花序を付け、白い花を多数咲かせる。花弁は5枚で先がわずかに凹み、平開する。雄しべは20。

北海道
十勝岳
150708
果実は、8〜10mmの球形のナシ状果で、赤く熟し、先端に残った萼片が、内側に曲がって星型に窪む。

木曽駒
千畳敷
050829
高山の遅い春に芽吹く。葉芽と混芽があり、写真は葉の中に花芽が見える。 芽吹き

北海道
旭岳
180630

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