ウラジロモミ

学名 Abies homolepis
別名 ダケモミ
裏白樅 分類 マツ科モミ属 (常緑高木)
原産・分布 本州(福島県以南)、四国 (日本特産種)
神奈川県 山地(ブナ帯上部)に分布する。
用途
暖地を好み、日本海側に少ない。ブナ帯から亜高山帯にかけて生える。コメツガやと混交することが多い。枝を水平に張り出し、若い間は円錐形、老齢で広卵状円錐形になる。
神奈川では、標高1000m以上のブナ帯になると、よく似たウラジロモミになる。


丹沢
堂平
080309
樹皮は壮齢で灰色、老木で暗灰色、鱗片状に浅く割れて剥げる。
材は柔らかいため、柩などに用いられる。汚染大気に弱いとされる。


丹沢
城ヶ尾峠
110104
葉は密生し、枝にらせん状に着く。葉柄は無く、葉の基部は細くなり丸い葉痕となる。若枝は淡黄緑色、無毛で筋状の溝が目立つ。
よく似たモミの若枝には溝は無く、黒褐色の短毛がある。
枝・葉

藤沢
六会
(植栽)
070306
冬芽はヤニで被われていることが多く、白っぽく見える。

丹沢
白石峠
071209

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