ツルグミ

学名 Elaeagnus glabra
別名
蔓茱萸 分類 グミ科グミ属 (常緑つる性低木)
ツル性のグミの意。 原産・分布 本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾
神奈川県 県内にやや普通。海岸からシイ・カシ帯の樹林内や林縁に自生。
用途 特になし
枝は蔓状に長く伸びる。若枝には赤褐色の鱗片がある。

神奈川県二宮町
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葉は互生、葉身は長楕円形〜卵状長楕円形で革質。表は無毛、つやがある。縁は波状。

神奈川県
二宮町
050330
グミの仲間の葉の裏面は鱗片が密生し粉っぽくなる。通常は銀白色だが、ツルグミは赤褐色の鱗片が密生するのが特徴。 葉裏

神奈川県
二宮町
050330
花は10〜11月に葉腋に数個束生する。萼筒は細い。
実は長楕円形で、翌年の5月頃赤く熟す。


二宮
050330
長い徒長枝は、ときに下向きに伸びるため、小枝からは、上下逆さまに枝が出ることがよくある。写真のように、枝の向きが反対になる。

二宮050330

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