オオモクゲンジ

学名 Koelreuteria integrifoliola
別名 マルバノモクゲンジ
大木欒子 分類 ムクロジ科モクゲンジ属 (落葉高木)
当初、同科のムクロジの漢名「木患子」と取り違えた結果、読みがモクカンシ→モクゲンジとなった。モクゲンジより葉が大きいため。 原産・分布 中国原産
神奈川県 自生は無い
用途 庭木
樹高は20mにもなる。

川崎市
中原平和公園
051012
オオモクゲンジ樹
樹皮は茶褐色で、若いときは滑らかで皮目が目立つが、後に不規則に割れ、剥がれ落ちる。

川崎市
中原平和公園
051012
オオモクゲンジ幹
葉は互生し、奇数二回羽状複葉。ただし、写真で分かるように、一回目の複葉では、小葉が軸に交互につく互生状になり、2回目の複葉では、その軸が対につく対生状になる。成木では小葉の縁は全縁だが、幼木では重鋸歯がある(写真下)。



川崎市
中原平和公園
051012
オオモクゲンジ葉
小葉は厚い洋紙質で、表面は無毛、裏面は茶色の毛が、葉脈を中心に密に生える。 葉裏

川崎市
中原平和公園
051012
オオモクゲンジ葉裏
10月〜11月、枝先の円錐花序に、袋状の淡紅色の実がたくさんなる。

川崎市
中原平和公園
051012
オオモクゲンジ実

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