ナンキンナナカマド |
学名 | Sorbus gracilis |
別名 | コバノナナカマド | |
南京七竈 | 分類 | バラ科ナナカマド属 (落葉低木) |
原産・分布 | 本州(関東以西)、四国、九州。 | |
神奈川県 | 丹沢、箱根のブナ帯に自生する。 | |
用途 | 特になし | |
山地のブナ帯に生える。樹高は2mほどになる。 | 花・枝 丹沢 城ヶ尾峠 090531 |
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葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は3〜5対あり上部ほど大きい。葉身は楕円形で先は円頭や鈍頭のものが多い。縁には上半分に鈍鋸歯がある。 葉柄のつけねにある托葉は小さな楕円形のものから、歯牙縁で大きな半円のものまでがある。 |
葉 群馬県 みなかみ町 三国峠 090606 |
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葉柄のつけねにある托葉が特徴。小さな楕円形のものから、歯牙縁で大きな半円のものまでがある。 | 葉 丹沢 畦が丸 090627 |
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花は5月ころ、枝先に複散房状花序を出し、帯黄白色の花をつける。 花言葉 「秘めた情熱」 |
花 群馬県 みなかみ町 三国峠 090606 |
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果実はナシ状果で先端に萼片が残る。10月ころ赤く熟す。仲間のナナカマドのように多くの実が赤く熟すようなことがなく、あまり目立たない。 | 実 群馬県 みなかみ町 三国峠 091004 |
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春の展葉は赤紫色を帯びている。 | 展葉 丹沢 姫次 060430 |