モミジバフウ 学名 Liquidambar styraciflua L.
別名 アメリカフウ
紅葉葉楓 分類 マンサク科フウ属 (落葉高木)
カエデの葉に似たフウの意。フウは漢名「楓」の音読み。 原産・分布 北米中南部〜中米(大正時代に渡来)。
神奈川県 自生は無い
用途 公園・街路樹
大正時代に渡来した。多湿、肥沃地を好む。アメリカでも、水害が多い地域にこの木は多い。
かつて中国原産のフウの方が、多く移入されていたが、最近はこちらの方が多い。
枝・葉

横浜市
港北区
(植栽)
020508
樹皮は淡紅褐色。浅く縦に裂ける。

横浜市
MM21地区(植栽)020522
若枝(2年枝以降)には、淡褐色でコルク質の綾ができる。

横浜市
緑区
100126
葉は長枝に互生、短枝に束生する。葉身は5〜7裂し、各列片の縁は細かい鋸歯がある。葉脚は浅い心形、基部から掌状脈が出る。
一見、カエデの仲間かと思うが、互生なので区別できる。


横浜市
根岸森林公園
040507
集合果は、球形となり、秋〜冬にさび色に熟す。

埼玉県
嵐山町
091024
東京世田谷の環八沿いに、モミジバフウの並木がある。毎年、みごとに紅葉する。フウの仲間は、この点でも、カエデ科と間違えられやすいのかもしれない。 紅葉

世田谷区
(環八線街路樹)
061202
冬芽は卵形または長卵形、頂芽は側芽より大きい。芽鱗は6〜10枚でつやがあり無毛。
一年枝はつやがあり灰白色の皮目がある。
冬芽

横浜市
緑区
100126
葉痕は半円形〜腎形で、維管束痕が3つある。小さいがちゃんとした顔に見える。 葉痕

横浜市
緑区
100126

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