コハウチワカエデ 学名 Acer sieboldianum Miq.
別名 イタヤメイゲツ
小羽団扇楓 分類 カエデ科カエデ属 (落葉高木)
ハウチワカエデのような円形の葉身で、一回り小さいための名。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州
神奈川県 丹沢、箱根、小仏の各山地に普通に生える。
用途 庭木、器具材
紅葉が綺麗なカエデだと思う。イロハモミジと競うのではないか。残念ながら、あまり庭木としては見たことがない。

丹沢
大室山
051126
樹皮は、灰青褐色で滑らかだが、立てに筋が入る。

群馬県
水上町
赤谷
061104
葉は対生し、葉身はほぼ円形で7〜11中裂する。縁は重鋸歯で、イロハモミジに似るが、裂数が通常9裂で、裂片の巾がある。
9裂以上のカエデの中では、葉柄が有毛で長い(葉身と同じ位)点が特徴。ハウチハカエデは葉柄が短い。オオイタヤメイゲツは葉柄が無毛。


群馬県
水上町
赤谷
061104
あまりの綺麗さに、枝葉をアップしてみた。 紅葉

群馬県
水上町
赤谷
051112
枝先に赤褐色の冬芽が2個つく。冬芽の基部を膜質鱗片が巻き、その内側に褐色の毛が並ぶ。芽鱗は1対だけ見える。
若枝に毛が残るのが特徴。
冬芽

丹沢
大室山
081227

樹木の写真Top