カリン

学名 Chaenomeles sinensis
別名 アンランジュ、カラナシ
榠?(中 めいさ)
花梨 分類 バラ科ボケ属 (落葉小高木)
マメ科のカリンに、材の木理が似ているため、と言う。 原産・分布 中国原産 平安期に渡来したとされる
神奈川県 自生は無い
用途 庭木、家具材、床柱
庭や公園に植採される。

横浜市
港北区
(植栽)
040403
カリン樹
樹皮は灰緑褐色で平滑、鱗片状に剥がれる。

横浜市
中区
MM21
020522
カリン幹
葉は互生し、葉身は倒卵状楕円形。基部は丸く、縁には細かい鋸歯がある。表面は無毛で光沢がある。裏面は葉脈に沿って軟毛がある。

川崎市
川崎区
(植栽)
041023
カリン葉
雌雄同株、両性花。
4〜5月に、短枝の先に、淡紅色の花がひとつずつ咲く。


藤沢市
六会
(植栽)
050401
カリン花
10月には黄色く熟し、芳香がある。
果実は、硬く、酸味が強く、生食はできないが、輪切りにし、砂糖漬け、焼酎漬け、あるいは鎮咳の薬用にもする。
★薬効★咳、たん。成熟した果実を湯通しをした後輪切りにして乾燥させ使用する。ボケの実から作る木瓜(もっか)と同じように使われる。


川崎市
中原区
(植栽)
041111
カリン実
1年枝は赤褐色でつやがある。冬芽は小さく、円形で平たい。芽燐は葉芽が2枚、混芽が4枚。葉痕は半円〜三角形で突き出て上を向く。 冬芽

藤沢市
六会
080219
カリン冬芽

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