カジイチゴ

学名 Rubus trifidus
別名 エドイチゴ、オオモミジイチゴ
梶苺 分類 バラ科キイチゴ属 (落葉低木)
葉が、梶の葉に似ているとした名。イチゴについてはヘビイチゴを参照。 原産・分布 本州(太平洋側)、伊豆七島
神奈川県 山地を除き広く自生する。交雑種が多い。
用途 庭木
暖地の沿海地に自生し、叢生した幹は、よく分枝し高さが2〜3mになる。モミジイチゴと異なり刺は無い。

横浜市
港北区
100407
カジイチゴ枝
春の芽吹きは早い。まだ周りの草木が眠っているときに新鮮な緑色になる。 新芽

横浜市
港北区
110302
カジイチゴ新芽
葉は互生し、やや厚く光沢がある。掌状に3〜7裂し、縁には二重重鋸歯がある。両面とも葉脈に沿って軟毛がある。

横浜市
港北区
070324
カジイチゴ葉
花は4〜5月に、冬芽からのびた枝の先に、集散花序が出て白い花を上向きに3〜5個付ける。
花期が長いため、モミジイチゴなどとの交雑種が多いとされる。
花言葉「謙遜、尊重される、愛情、嫉妬、後悔」など。


横浜市
港北区
070324
カジイチゴ花
果実は、小さな核果がたくさん集まった集合果。5〜6月に淡黄色に熟す。食べられるが、種子が残りざら付く。

横浜市
港北区
060520
カジイチゴ実
枝は無毛で刺は無い。節で屈曲してジグザグの形状になる。各節に冬芽がつく。冬芽は緑色〜紅紫色を帯びる。 冬芽

横浜市
港北区
080128
カジイチゴ冬芽

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