ジャケツイバラ | 学名 | Caesalpinia sepiaria var. japonica |
別名 | カワラフジ | |
蛇結茨 | 分類 | マメ科ジャケツイバラ属 (落葉つる性) |
つるがからまる様子を、ヘビのとぐろを巻いた姿に例えたことからついた名。 | 原産・分布 | 本州(山形、福島県以西)、四国、九州、沖縄、中国、ヒマラヤ |
神奈川県 | 丹沢、箱根の山麓、三浦半島に分布。林道の法面などに多い。 | |
用途 | 特になし | |
崩壊地、林縁、河原などの日当たりの良いところに生える。 花は豪華で綺麗だが、蔓が暴れ、カギ状の棘があることから庭木には向かない。 |
樹 丹沢 煤ケ谷 040513 |
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葉は珍しい2回偶数羽状複葉で、互生する。小葉は、5〜10対あり、長楕円形で、全縁、両面に微毛がある。表面は明るい緑色。 | 葉 丹沢 煤ケ谷 040513 |
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雌雄同株、両性花。 5〜6月に、枝の先に、頂生の総状花序を付ける。遠くから見ると、マメの花と分かるが、個々の花の形は、下の写真のように、いわゆるマメの花(蝶形花)とは、少し違う。 |
花 丹沢 煤ケ谷 040513 |
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花は黄色で、5枚の花弁の最上位がやや小さい、左右相称。5弁の放射相称とも言える。 | 花 丹沢 煤ケ谷 040513 |
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イバラの名前の通り、茎や葉軸に鋭いカギ状の棘がある。蔓状の茎が、他の樹木などに絡みついて、よじ登っていく。 | 蔓 丹沢 煤ケ谷 040513 |