ホソエカエデ | 学名 | Acer capillipes |
別名 | ホソエウリハダ | |
細枝楓 | 分類 | カエデ科カエデ属 (落葉高) |
枝が細く長いための名。 | 原産・分布 | 本州(福島県以南)、四国 |
神奈川県 | 丹沢、箱根のブナ帯下部に生える。 | |
用途 | 特になし | |
ややまれな、カエデの仲間とされる。分布は関東〜中部地方が主で、関西と四国は局地的。 名前のとおり、細い枝を長く伸ばすので、ケヤキの樹形にも似る。 |
樹 丹沢 神の川 070603 |
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写真のように、幹や葉はウリハダカエデによく似ていて、丹沢では分布も似ている。 | 幹 丹沢 塩水川 061112 |
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葉は対生で、大型で3〜5裂する。ウリハダカエデとの相違は、葉の裏面の葉腋の付け根に、水掻き状の膜がある。一方のウリハダカエデは、毛が生える。また葉柄が、通常赤みを帯びている。 | 葉 丹沢 日陰沢 070520 |
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雌雄異株。 5〜6月に、枝の先に8〜10cmの総状花序を付ける。花は緑白色で、花柄が1cm前後と長い。 ウリハダカエデが、展葉と同時に花を付けるのと異なり、青々とした葉の下に、長い花序をつける。開花時期は遅いと言える。 |
雄花 丹沢 日陰沢 070520 |
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紅葉の色は、ウリハダカエデと比べ少し浅い(薄い)ようだ。 | 紅葉 丹沢 塩水川 061112 |
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冬芽は長卵形で無毛。芽燐は、1対2枚。短くて太い柄がある。 | 冬芽 丹沢 塩水川 061112 |