アリドオシ |
学名 | Damnacanthus indicus |
別名 | イチリョウ | |
蟻通し | 分類 | アカネ科アリドオシ属(常緑小低木) |
枝に長い刺が多く、アリの固い表皮をも通すという意味か?。別名は「千両、万両、アリドオシ」の駄洒落から最後の一両になった。 | 原産・分布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、東アジア、南アジア |
神奈川県 | 南部沿海地の常緑樹林内に生える。 | |
用途 | 特になし | |
山地のやや乾いた林内に生える。茎の高さは、30〜60cmくらいになる。枝はよく2分岐し、横に広がる。枝には1〜2cmの、鋭い棘がある。 全体的に、仲間のニセジュズネノキに似ている。こちらの方が、棘が長く、葉が小さい。 |
樹 東京都 三宅島 110122 |
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葉は対生し、葉身は1〜2cmで卵円形。大きさが一定しないで並ぶ。先は短く鋭頭になる。質は革質で、表面は光沢がある。縁は全縁。 刺は葉柄とは直角に上下の両側に出るが、小さい葉の位置には無く、すべての葉と対に出るわけではなさそう。 |
葉 東京都 三宅島 110122 |
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果実は核果で冬に赤く熟す。先端に萼片が残る。 「千両、万両、アリドオシ」の洒落から、縁起物として関西では正月飾りにする。 |
果実 東京都 三宅島 110122 |