ジャコウアゲハ

分類 昆虫 鱗翅(チョウ)目アゲハチョウ科ジャコウアゲハ属
名前(漢字、学名) 麝香揚羽 Atrophaneura alcinous
神奈川県での分布 全域だが局地的。
出現期、場所 4月〜9月 河原や開墾地、草地などの明るい場所。
越冬
関連生き物
食物連鎖
天敵 幼虫のときに食べるウマノスズクサにはアルカロイド(毒成分)を含み、成虫になっても体内に蓄積している。捕食者は一度食べて中毒を経験すると捕食しなくなる。
幼虫食草 ウマノスズクサ
成虫食餌 花の蜜


雌 前翅、後翅の中央部が脱色したような淡い白になる。
東京都武蔵野市 060715


紅と黒の取り合わせが妖艶な印象も与える。
その毒は、捕食者を致死までには至らせず、苦しませる。
死んだのでは学習効果が活きないからとか。
厚木市七沢 090516


見えにくいが体側が赤い。
神奈川県二宮町 090509


他のアゲハと異なりフワフワとしたゆっくりな飛翔をする。
有毒が故にジャコウアゲハの飛翔はゆっくりなのだと言われる。
上野原市秋山 110623


オオバウマノスズクサの葉の裏にあった卵。
上野原市秋山二十六夜山 120616


全体に黒〜暗褐色だが体の中央部に白い部分のあるのが特徴。
神奈川県二宮町 100814


神奈川県二宮町 100814