ツルニンジン

学名 Codonopsis lanceolata
別名 ジイソブ
蔓人参 分類 キキョウ科ツルニンジン属 (つる性多年草)
蔓植物で根が薬用ニンジンのようなのでついた名。別名について。木曽地方の地方名で、婆さんのそばかす(花の内側の斑点をたとえた)の意味のバアソブに似た花なので、こちらは爺さんのそばかすの意。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ウスリー、アムール
神奈川県 低地から山地にかけて市街地を除く県内全域に分布。
花の時期 8月〜10月


つる性の多年草で、地上部は秋には枯れてしまう。毎年新しい芽を出して細い蔓を長く伸ばす。
下向きの円錐形は蕾。
丹沢丹沢山 050916


葉は互生だが通常、枝先に3〜4枚が集まって付くので、複葉のようにも見える。
上野原市秋山 111017


花。釣鐘型で直径は3cm前後、花冠の先が浅く5裂して反り返る。
外側は白色で模様は無い。
花言葉 「感謝、誠実、執着」
丹沢水の木 040918


花を下から。内側は紫褐色だがそばかすらしき模様は無い。
雌しべの先は丸く膨らみ3裂する。雄しべは5つ。
丹沢水の木 040918


果実は5角形の刮ハ。萼片が大きく横に張り出している。
丹沢水の木 040918


刮ハの鞘。上部が裂開し、種子がこぼれ出る。
上野原市秋山 120103


種子には楕円形の翼がある。
回転しながら落下して滞空時間を長くするのだが、それほど遠くにまで飛べそうにない。
上野原市秋山 120103


キキョウの仲間の根は年とともに肥大し太くなる。地上部は毎年生えかわるので茎と根茎との太さに差がある。
傷口から白くべとつく乳液が出る。
韓国ではトドクと呼んで、キムチなどの漬け物にして一般に食べられている。仲間のツリガネニンジンの若芽を、日本ではトトキと呼んで山菜にする。名前がどこかでつながっているのかもしれない。
★薬効★去痰
生薬名は「羊乳(ようにゅう)」。
根を輪切りにし日干しで乾燥させたもの。
上野原市秋山 130906

 

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