ヤマネコノメソウ |
学名 | Chrysosplenium japonicum |
別名 | ||
山猫の目草 | 分類 | ユキノシタ科ネコノメソウ属 (多年草) |
山に生えるネコノメソウの意?。実際の分布はほぼ同じ。本種の方が南限が南。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国(東北)。 |
神奈川県 | 高所(ブナ帯)を除き全域にやや普通に分布する。 | |
花の時期 | 3月〜4月 |
山地の湿った林内に群生する。
丹沢七沢 110429
地中から株立ち状に花茎が伸び、先に葉や花が集まる。茎や葉の全体に毛が散生する。
葉は円形で長い柄があり互生する。葉の対生するネコノメソウの仲間の方が多い。
丹沢七沢 110429
花は小さい。花弁は無く、4枚の緑色の萼片が平開する。雄しべは8つあるいは4つ(写真)。
神奈川県二宮町 180325
果実は刮ハで、裂開し種子が見えている。この状態を猫の目にたとえた名。
神奈川県二宮町 180325
種子は雨粒などではじき出される。
厚木市七沢森林公園 100322