ヤブヘビイチゴ

学名 Duchesnea indica
別名
藪蛇苺 分類 バラ科ヘビイチゴ属 (常緑多年草)
ヘビイチゴに比べ日陰を好むため、藪の中で多く見つかるのでついた名。イチゴについてはヘビイチゴを参照。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄、中国、東南アジア
神奈川県 全域で普通に見られる。ヘビイチゴにくらべ日陰に多い。
花の時期 4月〜6月


花は黄色で直径2cm前後。葉は3出複葉で小葉には大きな鋸歯がある。
花弁の間に萼片が見える。花弁より大きい副萼片が花弁の後ろにある。
花弁は仲間のヘビイチゴと比べて細長い。
横浜市港北区篠原園地 070413


茎は長く地上を這う。茎の葉腋から柄を伸ばし花を1つつける。
上野原市秋山 110421


果実は、本物のイチゴと同様、花床が肥大した集合果で偽果(イチゴ状果)。
果肉の表面が鮮紅色である点と痩果の表面に光沢がある(下説明)点が
仲間のヘビイチゴとの相違点になる。
神奈川県二宮町 110514


表面の粒が本物の果実で痩果。
痩果の表面はなめらかで光沢がある。
神奈川県二宮町 110514

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