ツルリンドウ |
学名 | Tripterospermum japonicum |
別名 | ||
蔓竜胆 | 分類 | リンドウ科ツルリンドウ属 (つる性多年草) |
つる性のリンドウ。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国、サハリン。 |
神奈川県 | 丹沢、箱根の山地に普通に見られる。 | |
花の時期 | 8月〜10月 |
低山から2000m近くまでの林床や林縁に生える。茎は40〜80cmほどになる。つる性とはいえ他の物に巻きついたりせず地面を這い、傾斜地では垂れ下がることが多い。花や実が無いと気付かない。
写真は白花品種。
長野県安曇野市蝶ケ岳 190724
葉は卵状披針形で対生する。3主脈が目立ち裏面が紫色を帯びる。
群馬県みなかみ町赤谷 121007
8月〜10月に、葉腋に筒状鐘型の両性花をつける。花冠は通常淡紫色で先が5裂する。裂片間に小さな副片がある。
花言葉「情熱、情愛、正義、誠実」などのほかに「悲しんでいるときのあなたが好き」
長野県安曇野市蝶ケ岳 190724
実は液果で紅紫色に熟す。花後、果柄が伸びて残存する花冠より果実が突き出る。液果の先には花柱が残る。
群馬県みなかみ町三国峠 051002
液果を潰して種子を洗いだす。種子は黒色で不定形。
上野原市秋山 171102