トウダイグサ

学名 Euphorbia helioscopia
別名
燈台草 分類 トウダイグサ科トウダイグサ属 (越年草)
草の形が、油火をともす室内照明器具に似ているのでついた名。 原産・分布 本州、四国、九州、沖縄。北半球の温帯。
神奈川県 山地を除く全域に分布。路傍、畦、河原に普通に生える。
花の時期 4月〜6月


明るい草地、道端、畑などに生える。20〜40cmの高さになり群生する。
厚木市七沢 110429


名前の通り、灯明の台のような形の草。茎には葉は互生する。茎の先にやや大きい葉が5枚輪生し、その先に葉腋から枝を伸ばす。さらに各枝の先に2〜3個の苞葉にくるまれた杯状花序をつけるという独特の形。
東京都町田市三輪 160408


上から見ると5本の枝分かれ幾何学模様が広がる。各枝先に総苞葉に抱かれた花(杯状花序)が見える。
互生葉(茎下部 へら形)、輪生葉(倒卵形)と総苞葉(円形)の3種の葉がある。
花言葉
「控えめ、地味、明るく照らして」 見た目そのままの花言葉。
横浜市都筑区四季の森公園 120428


写真黄色い雄しべが突き出た壺状のものが杯状花序。この壺の中に雄花が数個と雌花が1個入っている。
受粉後、子房が大きくなり外に出てしまっている花序と、まだ雄しべだけが外に突き出ている花序が混在している。杯状花序の口には楕円形の腺体(蜜腺)が4つづつ見える。
東京都町田市三輪 160408

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