タカトウダイ |
学名 | Euphorbia pekinensis |
別名 | ||
高燈台 | 分類 | トウダイグサ科トウダイグサ属 (多年草) |
トウダイグサの中では草丈が高くなるのでタカがついた名。 | 原産・分布 | 本州、四国、九州。東アジア。 |
神奈川県 | シイ・カシ帯〜ブナ帯下部の丘陵や山地の草地に普通。 | |
花の時期 | 7月〜8月 |
草地、道端、林縁、明るい林床などに生える。30〜100cmの高さになる。
夏に花の咲く草は、草丈が高いものが多い。日の光の取り合いだけでなく、種子散布では少しでも親株から遠くに種子を落とすことができる。
群馬県みなかみ町赤谷 180804
名前の通り、灯明の台のような形の草。
茎葉は互生する。茎の先にやや大きい葉が5枚輪生する。その先に中心から柄を複数伸ばし、各柄には2〜3個の苞葉にくるまれた複数の杯状花序をつけるという独特の形。
群馬県みなかみ町赤谷 180804
花の咲く前の状態。茎の先で輪生した葉と、これから伸びる柄。
群馬県みなかみ町赤谷 180707
柄が分岐するところにも苞葉があるので、沢山あるように見える。花序は2枚の苞葉に囲まれている。
4枚の黄色い花弁のように見えるものは腺体で、実は先端にあるのは1個の花ではなく、複数の雄花が入った壺形の杯状花序になる。腺体の中心から外に出て下垂しているのが雌花の子房であ
花言葉 「控えめ、地味、明るく照らして」 見た目そのままの花言葉。
群馬県みなかみ町赤谷 180804
受粉後、外に出た子房が大きくなった花序。隣には未受粉で雄しべや子房が外に突き出ている花序が混在している。
伸び出た子房は三角錐から球状に膨らんでくる。
群馬県みなかみ町赤谷 180804
葉は長楕円状披針形で先は鈍頭、基部はくさび形で葉柄は無い。縁は全縁。
群馬県みなかみ町赤谷 180804