オオイヌノフグリ

学名 Veronica persica
別名
大犬の陰嚢 分類 ゴマノハグサ科クワガタソウ属 (2年草)
果実の形を犬の陰嚢にたとえたもの。国産のイヌノフグリより大型のため。 原産・分布 ヨーロッパ(1887年に東京で確認)。全国的に分布。
神奈川県 全域にもっとも普通に見られる。
花の時期 3月〜5月


やや肥沃な草地、荒地、明るい林床、畑などに群生する。
秋の発芽後、茎がよく分岐しながら横に広がる。
茎の先が立ち上がり、春に多くの花をつける。
夏には枯れて種子だけとなる。種子は風、雨、動物により運ばれる。
神奈川県二宮町 120325


葉は茎の下部では対生、上部で互生する。
卵状広楕円形で大きな鋸歯が8〜16個ある。
上野原市秋山 150405


茎上部の葉腋から花柄を出し青色の花を1つつける。
花は日が当たると開花する。花弁は大きさに相違があり、左右対象。
横浜市港北区篠原園地 100410


果実は刮ハ。平たく周辺部に毛が多い。花柱が残る。
上野原市秋山 150405

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