オニドコロ

学名 Dioscorea tokoro
別名 トコロ
鬼野老 分類 ヤマノイモ科ヤマノイモ属 (つる性多年草)
根茎が太く、ひげ根を多数出す様子を、老人の髯に例えて野老(トコロ)の字をあてた。 APG分類 ヤマノイモ科ヤマノイモ属 (つる性多年草)
原産・分布 北海道、本州、四国、九州。
神奈川県
花の時期 7〜8月


林道脇などで他の植物などに絡み、上を覆うようなかたちでまといつく。写真は、林道のフェンスに絡んで這いあがっている。絡んだ蔓を伸ばして地上3〜4mの樹木なら這いあがって覆ってしまう。
根は根茎で横に地中を這う。冬には地上部は枯れて、春に根茎から新たに芽を出し蔓を延ばし、日照を求めて上に伸びるので、暗い林内では繁殖できない。
上野原市八重山 230707


葉は互生し、円心形または三角状心形、一般的にきれいなハート型になる。基部が左右に張ったタイプや。細長いタイプなど微妙な違いも多い。
上野原市秋山 230416


雌雄異株。写真は雄株。
茎は成長を続けながら各葉腋に雄花序をつける。雄花序は茎に対して斜上し、複数回分岐する。
上野原市秋山 230510


雄株。花序は複数回分岐するので大きくなり、小さな花を多数つける。
雄花は夏を過ぎても咲き続けている。かなり長い花期といえる。低い灌木の上を覆って雄花だらけになっている。
上野原市秋山 230902


花被片6個、萼片と花弁が3個づつとされるが区別はできない。ほぼ平開し淡黄緑色で、中心部は淡褐色。雄しべ6個。
上野原市秋山 230902


雌株。雌花序は茎から下垂し枝分かれは無い。花の数は雄花より少ない。
上野原市秋山 150815


雌花。
花柄のように見えるのは子房。花被片は6個で平開する。雌しべが1個。
上野原市秋山 230510


果実は扁平な翼が3つあり、全部の花が大きくなるわけではなく、1つの果穂に10個ほどが上向きにつく。長さは2cmほど。
上野原市秋山 230902

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