ナギナタコウジュ

学名 Elsholtzia ciliata
別名
薙刀香? 分類 シソ科ナギナタコウジュ属 (一年草)
花序の形を薙刀にみなした。コウジュは生薬名で、香りのある草の意か?。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、アジア温帯、ロシア
神奈川県 全域に分布。シイ・カシ帯〜ブナ帯の路傍や林縁に生える。
花の時期 9月〜10月


山地の林縁、道端などに生え、高さは60cmほどになる。
茎はよく分枝して先に花序をつける。全体に強い香りがある。
上野原市秋山 101017


葉は対生し、卵形〜狭卵形で先は尖り、縁には鋸歯がある。
秋に茎の先から花穂を出す。
上野原市秋山 100929


穂状の花序には淡紅紫色の小さな花が片側向きに偏ってつく。
上野原市秋山 101017


花冠は5mmほどで、唇形。外側に白い毛が生えている。
雄しべは4本、下の2本が長く花冠より付き出る。
上野原市秋山 101017


花を後から見たところ。
苞がきれいに並んでいて目立つ。
上野原市秋山 101017


茎の断面は四角で、葉柄、茎ともに下向きの毛が密生する。
上野原市秋山 101017

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