ミヤマタムラソウ

学名 Salvia lutescens var. crenata
別名 ケナツノタムラソウ
深山田村草 分類 シソ科アキギリ属 (多年草)
奥山に咲くタムラソウの意。別名は基本種ナツノタムラソウに対し花冠に繊毛が多いための名。タムラソウの語源は不明。 原産・分布 本州(中部地方以北)
神奈川県 自生は無い。
花の時期 6月〜8月


深山でアキノタムラソウより少し早く咲き始める。
高さ25〜50cmになり、茎の先端に穂状の花序をつける。
花序の柄の節ごとに輪生状に唇形の花がつく。
群馬県みなかみ町赤谷 120708


葉は対生で、1〜2回の羽状複葉。小葉は倒卵形で縁には鋸歯がある。
葉柄の基部に開出毛がある。
群馬県みなかみ町赤谷 120708


花は淡紫色で花冠は長い毛が生える。
ナツノタムラソウは濃紫色で花冠外側に毛は少ない。
また、雄しべ、雌しべ共に花冠より長く突き出る。
この点はアキノタムラソウとの相違点で、アキノ〜は雄しべが花冠の外に出ることはない。
群馬県みなかみ町赤谷 120708

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