ミヤマナルコユリ

学名 Polygonatum lasianthum
別名
深山鳴子百合 分類 ユリ科アマドコロ属 (多年草)
たくさんの花が並んで下垂して咲く様子を鳴子に例えた名。 APG分類 キジカクシ科アマドコロ属 (多年草)
原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国。
神奈川県 全域の丘陵から山麓に見られる。草地や明るい林内に生える。
花の時期 5月〜6月


茎は30〜50cmになる。仲間のナルコユリアマドコロと比べると小型である。上部は弓状に曲がり、水平に近くなるものもある。
葉は楕円形でアマドコロとナルコユリの中間くらい。また茎には稜はあるので、全体としてはナルコユリよりアマドコロに近い感じがする。
上野原市秋山 150602


名前の元になった、並んで葉腋から下垂する花。
成熟した個体だと1花序に通常2個以上の花がつく。
上野原市秋山 140609


互生する葉の節ごとに茎は左右に折れ、ジグザグになる。さらに花序が、葉と同じ向きに横に広がるので写真のように見える。全ての花序がほぼ下垂するナルコユリ、アマドコロと異なる点である。
上野原市秋山 140609


春の芽生えはナルコユリなどとよく似る。
山菜として食べられるとは思うが、サイズが小さいので食べでが無い。
上野原市秋山 200416


展葉の様子もナルコユリなどとよく似る。
上野原市秋山 200424

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