ミヤマキケマン

学名 Corydalis pallida var. tenusis
別名
深山黄華鬘 分類 ケシ科キケマン属フウロケマン変種 (越年草)
華鬘は仏堂や仏壇の欄間を飾る仏具。花の形状はあまり似ていない。 原産・分布 本州(近畿地方以東)
神奈川県 相模川以西の丹沢、箱根、小仏山地で普通に見られる。
花の時期 4月〜6月

木々が葉を広げる前、早春に黄色の花を咲かせる。
日当たりの良いところに多いが、林内にも生える。
茎、葉ともに無毛で柔らかい。
丹沢三ケ瀬川 080504

葉は2回3出羽状の複葉。
日当たりが良い場合に、葉は粉白色を帯びるようだ。
日影で生育するときれいな明るい緑色になる。
上野原市秋山 120419

10cmほどの総状の花序に黄色の花を多数つける。
仲間のムラサキケマンより少し早く咲く。
上野原市秋山 110421

花は筒状で長くのびた距がある。
上野原市秋山 120419

実は刮ハで線型。くねくねと曲がる。
上野原市秋山 120511

越年草で春に花を咲かせるために、冬までにはロゼットが大きくなっている。
上野原市秋山 150326

厳冬期の霜に耐えるロゼット。
上野原市秋山 160114

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