イヌコウジュ |
学名 | Mosla punctulata |
別名 | ||
犬刀香需 | 分類 | シソ科イヌコウジュ属 (一年草) |
香需は生薬名で、香りのある草の意。香りが弱く全体に毛が多いのでイヌがついた。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国、台湾。 |
神奈川県 | 高標高を除く全域に分布し、やや普通に生える。 | |
花の時期 | 9月〜10月 |
山野の道ばたや、造成地などの明るい草地や裸地など、やや乾燥した場所を好む。写真は林道での群生。
茎の断面は四角(シソ科共通)で、直立し20〜60cmになる。
上野原市秋山 14916
葉は対生し縁に低い鋸歯が6対以上ある。
上野原市秋山 140909
茎の先に穂状花序をつけ、淡紅紫色の小さな唇形花を多数つける。花冠は4mmほど。
花言葉 不明
上野原市秋山 120929
似た種(ヒメジソなど)とは萼片の形、葉の鋸歯数、毛の有無などで区別する。萼片の上唇は深く3裂し先が尖る。萼、茎など粗い毛が多い。また茎が紫色を帯びるなどの特徴がある。
上野原市秋山 140929
花の後、萼は大きくなり中に丸い分果が4つ入る。
上野原市秋山 181011