ホウチャクソウ |
学名 | Disporum sessile |
別名 | ||
宝鐸草 | 分類 | ユリ科チゴユリ属 (多年草) 有毒植物 |
花の形を、寺院などの軒先に下がる宝鐸(ホウタク)に見たてた名前。 | APG分類 | イヌサフラン科チゴユリ属 (多年草) |
原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、サハリン。 | |
神奈川県 | 全域に普通。海岸近くから山地の林内まで。 | |
花の時期 | 4月〜5月 |
ホウチャクソウの群生。
やや明るい雑木林の林床に群生する。地下茎および種子で繁殖する。
千葉市小倉の森 130419
若芽。山菜として食べられそうだが有毒植物なので注意。
神奈川県二宮町 110327
株が年数を経ると、茎が二分岐を繰り返すかたちで枝分かれする。葉は互生し、長楕円形で先は尖る。基部は茎を抱かない。
4〜5月に各枝の先に、1〜2個の緑白色の花をつける。
神奈川県二宮町 110422
花は先端から基へグラデーションのかかった緑白色で美しい。
花言葉「追憶、あなたを離さない、嫉妬、よきライバル」
神奈川県二宮町 110422
花被片は6枚で筒状に集まるが、基部まで合着しない。
合着した筒状になるアマドコロの仲間との相違点である。
千葉市小倉の森 130419
果実は液果で、秋に熟し濃紺〜黒色になる。
種子が大きく果肉部分は少ない。
横浜市港北区篠原園地 100915
1つの液果に8個前後の種子が入っている。
種子は、お互いが組み合わさってギュウギュウ詰めで球状になり、果肉に包まれている。
大きさ形は一定せず、一度ばらすと元の状態は分からなくなる。
上野原市秋山 161013