ホタルブクロ

学名 Campanula punctata
別名 チョウチンバナ、トックリソウ
蛍袋 分類 キキョウ科ホタルブクロ属 (多年草)
子供の遊びとして、花の中に蛍を入れて遊んだことからの名。学名のCampanulaは小さな鐘の意。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国。
神奈川県 低地から山地にかけて全域に分布。
花の時期 6月〜7月


明るく開けた草原や土手などによく見られる。
名前のとおり釣鐘形の花を、初夏に茎の上部に複数咲かせる。
茎や葉、萼などに粗い開出毛がある。
神奈川県二宮町 140614


茎葉は互生する。茎や葉に粗い毛が多い。
葉身は卵形〜披針形など変異があるように見える。
神奈川県二宮町 120626


花は大きな鐘型で先が浅く5裂する。花の内側に紫色の斑点があり、外からでも赤味が見えている。
雄性先熟で蕾のうちに葯は裂開する。開花後は雌性期となり雌しべの先が3裂する。雌性期には花の奥に雄しべの残骸が見える。
神奈川県二宮町 140614


萼は5裂し裂片は3角状になる。萼裂片の間には反り返った3角状の付属体がある。
神奈川県二宮町 120626


丘陵地から山地に多いヤマホタルブクロ(変種)は、反り返る付属体が無く、代りに裂片の間が小さく盛り上がる。
花言葉 「正義、貞節、愛らしさ、感謝の気持ち」
上野原市秋山 130702


果実は刮ハ。萼は脈だけが残り網目状になる。
上野原市秋山 120929


種子による繁殖以外に、地下茎を横に伸ばし新しい芽をつけることでも増える。
春先のロゼット(根生葉)。根生葉は卵形で長い柄がある。
上野原市秋山 140426


大きいロゼット。これから花茎を伸ばし花をつける。
生育特性
多年草(宿根草)ではあるが、1つの株は1回開花すると枯れてしまう、いわゆる1稔生植物。種子からの発芽、あるいは地下茎での増殖直後は上の写真のような小型のロゼットのまま1年を終える。株が充実すると、この写真のように花茎が立ち上がり花をつけ、秋に種子を稔らせると枯れてしまう。その間に地下茎でも子株を殖やしている。
上野原市秋山 150419

樹げむのTreeWorld Top