林道を散歩していてフト上を見るとガマズミの赤い実が目についた。
念願のガマズミ酒を作ることができそうだ。
それから林道沿いに歩けるだけ歩いてガマズミを探した。
往復すると、往きに気づかなかった木も帰りに気づくことがある。どれも赤く熟している。
大きな木が見つかると、本当に採りきれないくらいなっていることがあるが、
1時間ほど探し回ったが、残念ながら少し足りないように感じた。
小屋で枝から実を採り、量を見てみる。
焼酎1升で漬けるには少し足りないが、後で見つけた実を追加しよう。
表面を軽く洗い、ゴミを取り除いてから漬け込んでみた。
実だけで砂糖は0(ゼロ)、ホワイトリカー1.8リットル。
ほぼ3カ月が経過した。
赤みがすべて溶けだし実は白くなった。漬けたビンの色は見事なワインレッドだが、
グラスに注ぐと淡いピンクになってしまう。やはり実の量が少ないのだろう。
香りはかすかな甘みと酸味を感じる。