県立東高根森林公園
川崎の高津区の西のはずれに東高根森林公園がある。
隣接する緑が丘霊園の方が広大なくらいに、こじんまりした自然公園だった。
特徴は、神奈川の谷戸の田んぼをそのまま湿地として残し、湿原の生き物観察もでき、田植えもできること。
また、弥生時代の集落跡の遺跡をそのまま埋蔵保存している広場や、
潜在植生としてのシラカシ林(県天然記念物)が広がっていることなどがある。
大きくはない自然公園の割りに、密度の濃いい公園と言える。
公園内には、様々な草本の畑もあり、春の七草、秋の七草、古代の薬草、カタクリなどをまとめて見ることができる。
2003年4月13日
桜は終わったが春たけなわの日曜日、ここで働く鶴見技術校での友達を訪ねた。
今回はシラカシ林は見なかった。
公園内の歩道、年配のお二人と子供を連れたご夫婦
案内してくれたTUさん 湿地帯は木道が完備している
しだれ桜が見事でした 新緑も目にまぶしかった
カタクリの畑 弥生時代の遺跡を埋蔵保存した広場
管理棟 建物は立派だが中には何も無い 緑が丘霊園の桜並木 車道の両側にお墓が並ぶ
最寄り駅は久地あるいは津田山、溝ノ口からバスもある。
川崎にこんなところが、と思うが、それ以上に緑が丘霊園の自然が豊かだった。
TUさんも言っていたが、自然公園の割りに自然をいじり過ぎる傾向があると思う。
湿原の水は全て湧き水かと思ったが、そうではなかった。
途中に水の湧き出る水源があった。