入江川せせらぎ緑道
鶴見区東寺尾に「入江川せせらぎ緑道」がある。
入江川は都市化による工場や家庭からの排水、ごみの不法投棄などで汚くなった。
この川を改修して、家並の谷間にホッとくつろげる小川のせせらぎと、1.5キロ程の安心して歩ける散策路がつくられた。
川の水は下水の処理水を使い、常に豊富な水量が流れている。
家の合間をぬって流れているので、近くの道路を毎日使っている人でも気がつかないかもしれない。
散策路の途中に掲示板があり、小学生の自然観察記録が掲示されていた。
コサギ、ゴイサギ、カワセミが顔を見せ、ナマズ、ザリガニ、夏にはホタルも飛ぶと紹介されている。
初めはコンクリートと石でできた人工の川だったが、次第に泥がたまり自然に近付いてきた。
紹介ページ(鶴見区ホームページ)
http://www.city.yokohama.jp/me/tsurumi/82/82a/html/n3.html#1
2003年4月
4月6日にカメラを持ってぶらぶらと散歩しました。
入江川の水源 川にはアヤメも生えていた
水源に近いところではクレソンが繁殖している ザリガニ釣り
隣家のスモモの花 ハナカイドウが多く植栽されている
小魚(クチボソ?)の群れ カエルの卵
本線は人家やマンションの間を流れている 支線は更に細く、隣家の庭と一体
その後、4月10日に行ってみるとコサギがいた。流れの中の小魚を採っているようだった。
写真を何枚か撮ったのですが、どういう訳か全部ピンぼけだった。
少しまともなのをどうぞ。
2003年6月
6月11日にゴイサギを見た。
流れの中の杭の上にのり、人が近くを通ってもほとんど動かない。猫背で水面をじっと見ている。
図鑑の写真で見るとゴイサギが記憶に一番近いが、夜行性とある。
ひょっとすると近い種類のヨシゴイかもしれない。カメラが手元に無く残念。
2003年8月
8月22日に再びゴイサギを確認。
近くの民家のベランダの手すりに止まっているのを写真に撮った。
夜行性とは言っても、朝まで活動しているようだ。