ツルウメモドキ |
学名 | Celastrus orbiculatus |
別名 | ヤマガキ、ウメモドキ | |
蔓梅擬 | 分類 | ニシキギ科ツルウメモドキ属 (落葉つる性) |
ツル性で、赤い実がなる様子がウメモドキのようだから。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国、南千島。 |
神奈川県 | 全域に分布し、普通に見ることができる。 | |
用途 | 庭木、生け花 | |
山野に普通に生える。春〜秋は目立たないが、冬になると俄然目立つ。他の木にからみ、樹冠近くに実を着ける。実は、葉が落ちたあとも残り、橙色をして、遠くからでも確認できる。 | 冬の梢 丹沢 桧岳 081122 |
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古くなると写真のように太くなる。 内皮は丈夫で、繊維を取り出し撚りをかけると丈夫な糸ができる。また細い蔓は山仕事での結束材になる。 |
幹 川崎市 東高根公園 040227 |
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葉は互生し、葉身は楕円形〜倒卵円形で、両面無毛。縁には細かい鋸歯がある。 | 葉 丹沢 神の川 060430 |
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雌雄異株。 5〜6月に葉腋から短い集散状の花序を出し、淡緑色の小さな花を1〜10数個つける。 花弁、萼は5数性。雌花には、退化した雄しべ5個と、柱頭が3裂した雌しべがある。 花言葉 「大器晩成、開運、真実」 |
雌花 新潟県 水上町 赤谷 080608 |
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果実は刮ハで、秋から冬に黄色に熟すと3裂し、赤い仮種皮に包まれた種子が見える。赤い仮種皮はニシキギ科の特徴で、冬の落葉樹の梢を彩る。 冬の梢のたくさんの実を見ると、あまり美味しくない印象。試しに食べると意外と甘味があり汁気もある。ホンドテンは好んで食べると聞くが。 ★食★ヒヨドリ、ツグミ、オナガ、ホンドテン |
実 丹沢 大室山 051124 |
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蔓は全体的に無毛で、樹皮の繊維は丈夫。紫褐色で皮目がある。 冬芽は半球形〜三角形で外向き。葉痕は半円形。 |
冬芽 長野県 黒姫 070429 |
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全縁の双葉と、鋸歯のある本葉が区別できる。 | 実生 日大 060318 |